言論の自由 2013 7 28

2013年7月28日の産経ニュース電子版には、このようなニュースがあります。

韓国、評論家の呉善花氏の入国を拒否 評論活動が影響か

 韓国出身の評論家で、
拓殖大国際学部教授の呉善花氏(日本国籍)が、
韓国への入国を拒否され、日本に引き返していたことが27日、分かった。
 呉氏は歴史問題などをめぐって韓国に厳しい評論活動で知られ、
韓国側の対日感情の悪化などが入国拒否の一因である可能性もある。
 入国審査の際に隣接する事務所に行くよう指示され、
パスポートの詳細な確認などを受けた。
 約1時間半後に「入国は許可できない」と告げられ、
理由を職員に尋ねても「上からの命令だから」などと答えるのみだったという。
(中略)
思想信条が理由とみられる民間人の入国拒否は極めて異例だ。
(引用、以上)
 韓国も、中国のようになってきましたね。
いや、最近の中国は、国際社会の監視もあって、
これほど露骨なことはできないかもしれません。
 その点、韓国の場合は、
それほど国際社会の監視が厳しくないので、
こうした言論統制も可能でしょう。
韓国が目指しているのは、北朝鮮か。
 これを、アメリカは、どう思うのか。
しかし、アメリカのリベラル派の特徴は、
自国の人権には関心があっても、
外国の人権には興味がないというのが特徴です。

リベラル 2013 7 27
 今年の1月から3月ぐらいだったと思いますが、
安倍政権の動きを見ていると、
「オバマ政権をよく理解していない」と思いました。
 アメリカの民主党は、リベラルです。
その民主党の中でも、「オバマ氏は左寄り」と言われています。
 こういうことを書いても、ピンと来ないかもしれません。
もう少し書きましょう。
先日、日本の社民党の党首が、選挙を振り返って、
「リベラル勢力の結集の軸になりたい」という趣旨の発言をしていたと思います。
 これで、リベラルと言われている人たちが、
喜ぶことや嫌がることについて、見当がついたでしょう。

共和党の不満 2013 3 10

書名 アメリカの新・中国戦略を知らない日本人
著者 日高 義樹  PHP研究所

 日高氏は、アメリカのハドソン研究所の主席研究員です。
同氏が得意とするインタビューは、主に共和党関係者が多い。
つまり、この本は、共和党の不満を代弁しているということです。
 要約すると、日高氏の言いたいことは、こういうことでしょう。
日本の民主党政権が終わって、親中政権が、ひとつ減った。
しかし、親中政権が、もうひとつ残っている。
それは、アメリカのオバマ政権である。
 オバマ氏自身は、合理的でビジネスライクな人であるが、
その取り巻きが、親中派の人たちばかりである。
あるいは、中国に対して親近感を感じている人たちだ。
 私が、この本を読んでいると、
そういう感じを強く受けるのです。
目次からして、インパクトがあります。
「黒人とヒスパニックにホワイトハウスが乗っ取られた」
「オバマの政治力が弱体化し、社会主義政策が失敗する」
「アメリカは、尖閣列島で戦う」
「オバマ政権は混乱し、中国派が敗退する」
「アメリカは、中国の通貨操作を許さない」
「アジア軍事同盟が、帝国主義の中国を包囲する」































































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